2018年9月20日(木)

米コカ・コーラ、英カフェ最大手買収 5600億円

小売り・外食
ヨーロッパ
北米
2018/8/31 16:50
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 【ロンドン=篠崎健太】米飲料大手コカ・コーラは31日、英カフェチェーン最大手のコスタを39億ポンド(約5600億円)で買収すると発表した。コスタは英国で2400店強の店舗を持ち、英国外でも中国や中東地域を軸に約30カ国で事業を展開している。グローバルな店舗網やコーヒー事業のノウハウを取り込み、成長分野とみて外食事業の強化につなげる。

 コスタ親会社の英ウィットブレッドの取締役会から全会一致で賛同を得て、このほど合意に達した。同社の株主総会や競争規制当局の承認を経て、2019年前半に買収を終える見通しだ。

 コスタは1971年にロンドンで創業し、95年にウィットブレッドの傘下に入った。約450店舗を運営する中国を筆頭に、世界展開にも力を入れている。2018年2月期の売上高は12億9200万ポンド(約1860億円)、営業利益は1億2300万ポンドだった。

 コカ・コーラのジェームズ・クインシー最高経営責任者(CEO)は声明で「我々の販売システムでコスタの世界での成長機会を築ける」と述べた。「熱い飲料は世界ブランドを持っていない分野の一つだった」と説明。コスタを取り込むことでコーヒー事業を世界で強化する考えだ。コカ・コーラは日本では缶コーヒーの「ジョージア」を手掛けている。

 ウィットブレッドは主力事業のホテルチェーン「プレミアイン」に経営資源を集中する。株主のヘッジファンドからカフェ事業の分離を要求されていた経緯があり、売却を模索していた。

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