2019年8月18日(日)

2008年9月5日 米住宅公社、経営危機に
リーマン・ショックダイアリー(1) This Day In 2008

2018/9/5 6:00
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米財務省は2008年9月5日、政府系の住宅金融公社2社、ファニーメイとフレディマックに対して、公的資金による株式買い取りの最終調整に入った。米国民の住宅取得を支援するため設立された2公社は「半官半民」の曖昧な存在で、株式を上場していた。当時、2社が保有・保証する住宅ローンは5兆ドルを超え、発行する債券は世界中の投資家に米国債並みに信用力が高い投資先とみなされていた。

2008年9月6日付夕刊

2008年9月6日付夕刊

住宅バブル崩壊の直撃を受けた2社に経営不安が台頭。株価は急落し、「半官半民」の状態では存続が危ぶまれるようになった。もし破綻が現実になれば、米国の住宅金融システムは機能まひに陥り、発行債券のデフォルト(債務不履行)で世界の金融機関に打撃が広がりかねない事態が迫っていた。

 シリーズ「リーマン・ショックダイアリー This Day In 2008」では、10年前の出来事と当時の日本経済新聞の報道、要人発言を基に、危機の進行を「リアルタイム」で再現する。

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