2018年11月14日(水)

日立・三菱商事、パナマでモノレール建設受注

エレクトロニクス
自動車・機械
2018/8/31 14:24
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日立製作所三菱商事は31日、パナマでモノレールの建設を受注することで基本合意したと発表した。受注額は約8億4000万ドル(約930億円)で、168両の車両のほか、信号や変電システムなどを納入する予定。2022年の完成を見込んでおり、パナマ政府はモノレールの建設で都市部の交通渋滞の緩和を目指す。

「パナマメトロ3号線」は、パナマ市からパナマ運河を横断する形で西部を結ぶ。約27キロメートルの区間に14の駅が作られる。同事業には日立と三菱商事のほか、日立のイタリアの鉄道子会社のアンサルドSTSも参加する。

モノレールの建設事業をめぐっては、13年に国際協力機構(JICA)とパナマ政府が事業検討を始め、16年には両国政府間で基本合意していた。パナマでは都市部に人口が集中し深刻な交通渋滞が常態化している。今回のモノレールの建設で西部に住む約50万人の都市部への移動手段を確保できるという。

日立は鉄道事業の拡大を目指している。18年3月期の売上高は5627億円と前年度比で10%以上伸びた。現在は売上高の6割近くを欧州が占めており、英国やイタリアで大型案件の受注に成功している。アジアや北米への進出を加速しており、大型提携や買収も視野に入れる。20年代前半に売上高1兆円に引き上げる目標を掲げている。

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