2019年8月24日(土)

サンスター、ハウスダスト対策用スプレー発売

2018/8/31 14:12
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サンスターは31日、掃除では取りきれないハウスダスト対策用のスプレーを9月5日に発売すると発表した。植物由来成分の「ガロタンニン」を配合し、ダニのふんやネコの毛など、アレルギーを引き起こす11種類のアレル物質の体内での作用を弱める。ハウスダスト対策に敏感な消費者は増えているとみて、子育て世代の女性などに売り込む。

11種類のアレル物質を不活性化する

新商品は「アレリア シールドミスト」で、本体が290ミリリットルで税抜き1500円、詰め替え用が220ミリリットルで同1000円。全国のドラッグストアなどで販売する。2020年度までに国内で10億円の売り上げを目指す。

居住空間でもカーペットや寝具などの布製品はハウスダストをため込みやすく、人の動きなどで空中に舞い上がると体内に入り込む。掃除機を繰り返しかけても約3割のハウスダストは残ってしまうといい、この取りきれないハウスダストに着目した。

ガロタンニンは植物由来のタンニン酸で、ポリフェノールの1種。ネコの毛や、スギやヒノキの花粉など日本の居住環境で多い8種類のアレル物質を不活性化する効果がある。従来ハウスダスト対策に使われてきた化学物質のフェノール系高分子と配合し、不活性化の効果を高めた。

スプレーをかけるとガロタンニンなどがアレル物質を包み込むため、体内に吸い込んでもアレルギー反応が起こりにくくなる。凝集成分も配合しており、ハウスダストが空中に舞い上がるのを防げるという。

ハウスダスト対策製品の市場は拡大しており、サンスターによると空気清浄機など家電類を除いた日用品のハウスダスト関連市場は17年に745億円で、12年の630億円から約2割伸びた。同社は国内でオーラルケア事業が売り上げの大半を占めるが、消費財事業統括の能美義之執行役員は「よりよい住環境を求める人は増えている。家庭用品分野にも力を入れ、新たな市場をつかみたい」と話した。当初は国内のみで販売するが、住環境が近いアジアでの販売も検討する。

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