2018年11月20日(火)

日中財務対話、金融協力を加速へ 貿易摩擦も議論

経済
中国・台湾
2018/8/31 11:03 (2018/8/31 12:53更新)
保存
共有
印刷
その他

【北京=原田逸策】日本と中国両政府は31日、財政当局が意見交換する日中財務対話を北京の釣魚台迎賓館で開いた。通貨交換(スワップ)協定の締結を含む金融協力を加速することで一致する見通し。貿易摩擦を巡っても意見を交わす。

財務対話は2017年5月に横浜で開いて以来1年3カ月ぶり。日本は麻生太郎財務相ら財務省幹部に加え遠藤俊英長官ら金融庁幹部も参加。中国側は劉昆財政相ら財政省幹部のほか、金融監督部門の幹部も出席した。

会議の冒頭、劉氏は「金融協力について突っ込んで検討してほしい」と述べた。5月の日中首脳会談で合意した金融協力の詰めを急ぐ考えを示したものだ。麻生氏も「次回の首脳会談までに具体的な成果が出せる作業を進めたい」と応じた。

また劉氏は米国を念頭に「一国主義や保護主義がますますエスカレートしている」と指摘。「日中は共同で多国間貿易体制を支持し、貿易と投資の自由化や利便性向上を促進する責任を負っている」と述べ、日中が共同して保護主義に対抗するよう呼びかけた。

麻生氏は「先進国の金融政策が正常化し、金融市場では金利が上昇している。日中両国が2国間や多国間の枠組みで協力し、万一の事態に対処できる関係を築くことは極めて重要」とも語った。

今なら有料会員限定記事もすべて無料で読み放題

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報