武田薬品、大阪工場に100億円 抗がん剤生産効率化
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武田薬品工業は大阪市市内の大阪工場に新たな生産施設を建設する。投資額は約100億円。前立腺がん治療薬「リュープリン」の注射剤の製造施設で、高度な無菌設備などを導入し生産の効率化を狙う。アイルランドの製薬大手シャイアーの買収により米国事業を拡大するが、国内での生産体制を引き続き維持する考えだ。
武田の大阪工場は阪急電鉄の十三駅(大阪市淀川区)近くに立地する国内の中核工場の一つ。新棟は大阪工場敷地内...
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