2019年6月17日(月)

飲料水、必要量備蓄は2割 1人あたり3日分9リットル

2018/8/31 9:33
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大規模災害の発生に備えて自宅などに備蓄しておく飲料水について、約8割の人が必要量を蓄えていないことが日本気象協会(東京)が実施したアンケートで分かった。一般的に水の備蓄は1人1日3リットルで3日分が必要とされており、4人家族なら36リットルになる。

アンケートは20~40代の女性600人を対象にインターネット上で実施した。約半数の人がふさわしい備蓄量として「家族の人数に3日を掛けた量」と知っていたが、実際に備蓄できている人は2割にとどまった。

4人家族で必要だと思う備蓄量を尋ねたところ、平均は約26リットルにとどまり、76%が36リットル未満の量を回答した。

「さまざまな物資を備蓄している」と回答した人でも、寝袋やうがい薬・洗口液、携帯電話の予備電源、給水タンク・給水袋まで持っている人は比較的少なかった。

災害発生から72時間は人命救助が優先される。支援物資が届きにくい可能性があり、備蓄は3日間分が必要とされる。支援物資はおにぎりやカップ麺などの炭水化物が主になりやすく、体調管理のためには栄養補助食品や野菜ジュースなどの備蓄も有効だ。

協会は「少し多めに加工品や生活用品を買っておき、使った分を買い足して常に一定量の物資を備蓄する"ローリングストック"を心がけてほしい」と呼び掛けている。

アンケートは協会が女性やファミリー層を対象に推進している「トクする!防災」プロジェクトの一環で実施した。〔共同〕

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