2019年4月23日(火)

エース、国産スーツケース「プロテカ」で最軽量 9月発売

2018/8/31 7:00
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かばん製造販売大手のエース(東京・渋谷)は、日本製のスーツケースブランドの「プロテカ」から、ハードタイプ最軽量の新商品を9月14日から発売する。重さは容量37リットルのタイプは1.7キログラム。軽量で衝撃に強いポリプロピレン織布に、ガラス繊維を圧着することで軽さを保ったまま強度を高めた。手荷物の重量に制限のある格安航空会社(LCC)の普及などで少しでも荷物を軽くしたい旅行者や、訪日外国人の購入を見込む。

エースが国産ブランド「プロテカ」から新発売する「エアロフレックス ライト」

プロテカは北海道赤平市の工場で生産し、素材から組み立てまでを国内で手掛ける。新商品の「Aeroflex Light(エアロフレックス ライト)」はスーツケースに使う素材ポリプロピレンを繊維にし、布状に織り上げた。表面をカメの甲羅のように立体的な構造にすることで、荷下ろしなどでの衝撃を分散させる効果がある。価格は税別5万8000~6万8000円。37リットルと74リットルの2サイズで4色用意した。

またポリプロピレン織布の間に、網目状に織り込んだガラス繊維を圧着した新素材を独自に開発。刃物で切られたり、壊されたりした場合に強く、防犯性も高いという。

森下宏明社長は「スーツケースの軽さ競争は一服したが、新素材で軽さに加えて強度に付加価値がある」と話す。

スーツケースの軽量化は2010年ごろから各社の競争が過熱。エースが04年末にライセンス契約を解消した米サムソナイト・コーポレーションや、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)傘下の「リモワ」も軽量モデルを発売しており、スーツケースを選ぶ消費者にとって軽さが重要なポイントとなった。

エースは16年には高級感のあるアルミのスーツケースの風合いを持ちながら、実際のアルミを使用した場合よりも4割軽い素材を使った製品をプロテカから発売するなど、軽さとデザイン性の両立をめざした商品を開発していた。

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