2018年9月24日(月)

スクエニ、テンセントと合弁設立 ゲーム共同開発

ネット・IT
中国・台湾
アジアBiz
2018/8/30 21:58
保存
共有
印刷
その他

 スクウェア・エニックス・ホールディングスは30日、中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)と合弁会社を設立すると発表した。テンセントが中国でスクエニのゲームの配信や販売を担い、スクエニは中国で事業を本格的に展開できるようになる。両社で新作ゲームを共同開発し、世界規模でゲーム事業を展開する予定だ。

 中国で日本のゲーム会社は現地企業とゲームタイトルごとに提携するケースが多い。現時点で合弁の設立日や出資比率は未定としているが、合弁会社を作ってゲームの共同開発までするのは異例だ。

 テンセントが「ファイナルファンタジー」などスクエニの人気ゲームを中国で配信・販売する。スクエニにとっては、ゲーム開発費が高騰するなかで資金力の豊富なテンセントと組む利点もある。

 テンセントは7月、パソコンゲームの配信プラットフォームを世界各地で展開すると発表した。今回の合弁設立で、スクエニのゲームを世界に配信することもできる。ゲーム対戦競技「eスポーツ」が世界的に広がるなど、ゲームの需要が高まるなかで、提携関係を深める狙いもある。

 中国のゲーム事業を巡っては、カプコンの「モンスターハンター:ワールド」が配信停止になったりゲームの審査が停止したりした問題が起き、当局による急な方針変更のリスクが指摘されている。スクエニの広報は「中国ビジネスの動向を注視することは変わっていない」としている。

 オランダの調査会社ニューズーによると、テンセントの2017年のゲーム事業の売上高は前年比51%増の181億ドル(約2兆196億円)。中国以外でも同業の買収などを通じて世界規模で急成長している。

秋割実施中!日経Wプランが12月末までお得!

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報