2019年3月22日(金)

恒和薬品、郡山に物流拠点 75億円投資 災害にも対応

2018/8/30 21:20
保存
共有
印刷
その他

医薬品卸の恒和薬品(福島県郡山市)は同市内に医薬品専用では東北最大級の物流センターを新設する。非常用発電機や給油所、屋上ヘリポートを備えた災害対応型の拠点で、2020年5月の稼働をめざす。投資額は土地代を含め約75億円。滝田康雄社長は30日の安全祈願祭後、記者団に「首都圏で災害があっても供給できる規模を前提に考えた」と話した。

恒和薬品が新設する物流センターの予定地(30日、福島県郡山市)

約1万9千平方メートルの敷地に、延べ床面積が1万8千平方メートルで免震構造の鉄骨3階建てを設ける。床面積は近隣の本社にある既存の物流センターの3倍で9月中に着工。敷地内には企業内保育所も開設する計画だ。

停電時も非常用発電機で72時間は稼働を継続できるほか、屋上の太陽光発電パネルでも電力を確保する。地域の避難拠点として水や食糧の備蓄倉庫も置く。ヘリポートを置くことで東北全体や北関東、首都圏を含めた緊急の供給を可能にする。

医薬品卸大手のアルフレッサホールディングス傘下の同社は10月1日付で小田島(岩手県花巻市)と合併し「東北アルフレッサ」に社名を変更する。新たな物流センターは主に東北エリアを担うグループの拠点としての役割も担う。

敷地は閉鎖した温浴施設の跡地。東北自動車道郡山インターチェンジに近く、仙台市には車で約1時間半、東京都内には3時間程度でアクセスできる。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報