2018年11月18日(日)

第一生命、鶴岡の慶大先端研と連携 医療VBに出資

スタートアップ
北海道・東北
2018/8/30 21:15
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第一生命は30日、慶応義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)と包括連携協定を結んだ。同研究所の技術を応用して健康寿命を伸ばすといった研究に取り組み、新商品の開発につなげる。具体的な事業として同研究所発の医療関連ベンチャー、メトセラ(同)に1億円を投資した。研究と投資の双方ができる研究所は珍しく、今回の連携協定につながったという。

協定を結んだ慶大先端生命科学研究所の冨田勝所長(右)と第一生命の渡辺光一郎会長(山形県鶴岡市)

同研究所からこれまで6社のベンチャーが誕生している。第一生命はうつ病診断のヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(HMT)と、クモ糸開発のスパイバーに出資。心不全患者向けの再生医療機器を開発するメトセラは3社目となり、次の投資も検討しているという。資金面でサポートするとともに、高い収益も期待する。

ベンチャー投資のほかに、研究成果を生かすために共同実証実験も手掛ける。また、同研究所の2年間の修士課程に社員を派遣する。文系と理系の垣根を越えた企業幹部候補向けのプログラムがあり、最先端の技術を学んでもらう。

第一生命は病気や死亡時に保険金を支払うだけでなく、病気にならないようにする未病や、重症化を防ぐ研究を通じて、新たな保険商品の開発を進めている。共同研究は他大学でも進めているが、ベンチャー投資と組み合わせることでスピードアップを期待する。

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