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再生医療製品開発のメトセラ、5億2000万円調達

再生医療製品を開発するメトセラ(山形県鶴岡市、岩宮貴紘共同代表)は30日、ベンチャーキャピタル(VC)などを引受先とする第三者割当増資で総額5億2000万円を調達したと発表した。調達資金を活用し、心不全患者向けの細胞医薬品「VCF」の開発を進める。

医療機器商社の日本ライフラインソニーが運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のソニーイノベーションファンド、第一生命保険を新たな株主として迎えた。ビヨンドネクストベンチャーズ、米資産運用大手フィデリティ系のエイトローズベンチャーズジャパン、米F―プライムキャピタルパートナーズ、ケイエスピーなどVC各社からも出資を受けた。

メトセラは慶応大学で再生医療研究のチームを率いた岩宮氏と外資系証券出身の野上健一氏が2016年3月に設立したスタートアップ企業。心筋細胞を増やす効果を持つ細胞「VCF」を活用した心不全の治療法開発に取り組む。心不全は根本的な治療法が存在しない一方で、高齢化を背景に患者数は増加が続いており、新たな治療法の開発が急務だ。

今回の増資は「シリーズA」を呼ばれる事業開発段階の調達となる。併せて新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から最大1億円の助成金を獲得、累計の調達額は約9億2000万円になるという。調達資金はVCFを患部に効果的に投与する機器の開発や、効果と安全性を検証する前臨床試験の実施、研究者の採用などに使う。株主とも連携して早期の海外展開も目指す考えだ。

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