シスメックス、がん遺伝子検査を自動化 まず研究用販売

2018/8/30 18:34
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検体検査機器大手のシスメックスは30日、がん組織内の遺伝子変異の検出を自動化する機器を開発したと発表した。複数の手順が必要な検査の煩雑さを解消する。まずは研究用として、同日から大学病院や大手の検査センターを中心に販売を始めた。

シスメックスなどが開発した遺伝子変異の検出を自動化する機器

同機器は子会社である理研ジェネシス(東京・品川)と凸版印刷の3社で開発した。患者などの細胞から抽出した遺伝子を増幅し、解析するまでの工程を自動化できる。従来、約4~8時間かかる分析工程の中で多くの手作業を必要としていた。

2019年10月にも臨床試験開始が可能になる薬事承認を受けたい考え。同検査によって適切な抗がん剤などが分かれば、患者の負担軽減などにつながる。

3社は14年、がん遺伝子検査の分野での連携を始めた。今後は海外の製薬企業とも協力して開発を進める考えだ。

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