2018年12月14日(金)

山九など、ベトナムで大型浄水設備 北九州市と連携

2018/8/30 18:28
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物流大手の山九神鋼環境ソリューション(神戸市)は30日、ベトナム・ハイフォン市で大型浄水設備を受注したと発表した。北九州市などが開発した生活排水のろ過技術を使い、2020年前半の完成を目指す。北九州地域の官民で培った環境技術を海外展開する戦略の一つで、ベトナム国内で普及を狙う。

両社の共同事業体が日本の政府開発援助(ODA)案件として20億3500万円で受注した。浄水設備は「U―BCF」と呼ばれ、薬品を使わずに河川の微生物を利用して汚濁物質を除去する。通常の浄水過程の前に設置。一般的なオゾン処理に比べて建設運営コストが低く、1日10万立方メートルの処理能力はベトナム初という。

山九は物流事業を軸にベトナムへ進出しているが、「初のODA案件受注であり、ベトナムで設備工事事業を本格展開する機会にしたい」としている。

北九州市は市内の浄水場で使っているU―BCFを10年からベトナムに持ち込み、国際協力機構(JICA)などの支援で検証してきた。現在はホーチミンなど6都市で実証事業に着手している。

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