2018年9月23日(日)

環境省、ゲノム編集を法規制へ 新種生む恐れ

環境エネ・素材
科学&新技術
2018/8/30 18:01
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 環境省は30日、農作物の遺伝子を効率よく改変する技術「ゲノム編集」について法規制の対象とする方針を決めた。植物などに外部から遺伝子を導入したケースが対象となる。遺伝子を切断するなどの改変についても同省などへの届け出を求める。

 同日の専門家会合で、遺伝子組み換え技術の利用を規制する「カルタヘナ法」が、ゲノム編集にも適用できるか議論した。遺伝子を外部から組み込む方法は繁殖力の強い種を生むなどのリスクがあるため、同法が適用できると判断した。同法の対象になると、食品などへの応用で、国による審査が必要になる。

 遺伝子の一部を壊したり、切断したりする改変は通常の自然界でも起こりうるとして規制の対象外としたが、ゲノム編集による改変は実例が少なく安全性の懸念が残るため、同省への届け出を求める。

 ゲノム編集は従来の遺伝子組み換え技術より効率的に遺伝子を操作でき、農作物の生育を早めたり、病害に強くしたりする研究が進む。ただ規則が整備されておらず、野外で栽培などをした場合に既存の生態系を脅かすといった懸念があった。

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