2018年11月16日(金)

点字以前の事 広瀬浩二郎

プロムナード
2018/9/4 14:00
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日本経済新聞 電子版
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「手考足思」とは陶芸家・河井寛次郎の名言である。国内外の各地に出かけ調査を行う僕の研究にとって、この言葉は指針となっている。「手で考え足で思う」は、視覚障害者が個性を発揮するという点でも、きわめて重要である。

点字の発明以後、視覚障害のとらえ方は変化する。先日のトルコ出張で、僕は点字の本に触れてホメロスの詩を音読した。顔を正面に向けたまま指先で確認できるので、点字は便利である。トルコで堂々と詩を…

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