2019年6月26日(水)

「コーチの処分重すぎる」 体操女子、被害選手が訴え

2018/8/29 20:50
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体操女子の2016年リオデジャネイロ五輪代表の宮川紗江選手(18)を指導する速見佑斗コーチが暴力行為で日本体操協会から無期限の登録抹消処分を受けた問題で、宮川選手が29日午後、東京都内で記者会見した。宮川選手は「暴力は許されないが、処分内容は重すぎる」と速見コーチの処分軽減を体操協会に求めた。

日本体操協会による速見佑斗コーチの懲戒処分について記者会見する宮川紗江選手(右)(29日午後、東京都千代田区)

宮川選手は1年以上前に頭をたたかれたり髪を引っ張られたりしたことがあったと認めたが、「練習に気合が入っていない時だったので、厳しく指導されるのは仕方ないと思った」と話した。

引き続き速見コーチの指導を望んでおり、代表候補に選ばれている10月開幕の世界選手権を辞退するという。

一方、宮川選手は体操協会の塚原千恵子強化本部長が速見コーチの指導力を否定するような発言をするなど「パワハラを受けたと感じていた」と訴えた。

体操協会は同日夜に都内で記者会見し、速見コーチの処分経緯を説明。関係者の聞き取りの結果、13年9月~18年5月に少なくとも11件の暴力・暴言などの行為があったと認定した。

山本宜史専務理事は「被害者本人が我慢できたからとしても決して許されない」と述べた。速見コーチが反省し指導姿勢の改善がみられた場合は登録を再申請できるという。

塚原本部長のパワハラについては「宮川選手本人から申し出があれば、調査する」と話した。

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