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千葉・松戸の市場跡の大型商業施設、19年秋開業

千葉県松戸市の旧卸売市場跡地に2019年秋、大型商業施設が開業する。住友商事とシンガポールの政府系投資ファンドが組み、延べ床面積約11万平方メートルの大型施設をこのほど着工した。シネコン(複合映画館)や食品スーパー、フィットネスクラブなど約180店が入居する予定。同市周辺は人口増が続いており、近隣住民の集客を見込んでいる。

青果や水産物を扱っていた市の公設地方卸売市場北部市場が17年春に閉鎖。住商は地権者から借地権を取得し、4万9000平方メートルの跡地を商業施設に転用する。

来秋開業の「テラスモール松戸」(仮称)は地上4階建てで、倉庫部分を含む延べ床面積は10万9000平方メートル。同社によると、同市周辺では最大級の商業施設という。投資額は公表していない。

核テナントでは住商系の食品スーパー、サミットのほか、11スクリーンを備えたシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ」、フィットネスクラブの「東急スポーツオアシス」が入る予定。アパレルや生活雑貨、家電、書籍などの大型店を中心に誘致する。

中核的な商圏としては、柏市や流山市にまたがる半径3~5キロメートル程度の地域を想定する。半径3キロメートル圏内の人口は現在およそ26万人で、県内外からの人口流入が続く地域だ。隣接自治体には、船橋市の「ららぽーとTOKYO-BAY」や、流山市の「流山おおたかの森ショッピングセンター」などの大型商業施設があるが、足元からの集客で採算を確保できると判断した。

地域密着を打ち出すため、買い物客や住民が交流できるスペースを設けることも検討している。住商は「体験型、参加型の施設として特色を打ち出していきたい」している。

松戸市内の商業施設を巡っては、3月にJR松戸駅近くの伊勢丹松戸店が閉店している。テラスモール松戸は市中心街から約6キロメートル離れており、開業後は市内の買い物客の「郊外シフト」を加速させる可能性もある。

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