2018年9月23日(日)

サイバー・宇宙で優位を 首相、防衛大綱の議論開始

政治
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2018/8/29 20:30
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 政府は29日、有識者らで構成する「安全保障と防衛力に関する懇談会」(座長・三村明夫日本商工会議所会頭)の初会合を首相官邸で開き、年内に見直す防衛大綱の議論を始めた。

 安倍晋三首相も出席し「サイバーや宇宙空間など新たな領域で優位性を保つことが死活的に重要だ」と述べた。防衛大綱見直しの理由について「わが国の安全保障環境は格段に速いスピードで厳しさと不確実性を増している」と説明した。「陸海空という区分にとらわれた発想では、あらゆる脅威からわが国を守り抜くことはできない」と強調した。

 懇談会のメンバーは9人。北岡伸一国際協力機構(JICA)理事長が座長代理に就いた。

 初会合では、三村座長が「経済と安全保障は車の両輪だ。将来の安心がないと経済人は投資しにくい」と発言した。

 出席者からは「2013年の現大綱策定時と比べて国際環境は厳しい」「サイバー・宇宙分野は重要だ」との声が上がった。自衛隊の人員確保の重要性を指摘する意見もあった。

 会合は2~3週間に1度開く。政府は懇談会の意見を踏まえ、12月上旬には大綱の概要を示し、年末までに大綱を決定する。三村氏は会合後「スピード感を持ってやっていく」と語った。

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