2018年11月13日(火)

医療系VBのセルスペクト、秋田市にがん研究拠点

スタートアップ
ヘルスケア
北海道・東北
2018/8/29 21:00
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医療系ベンチャー企業のセルスペクト(盛岡市)は29日、秋田市に同社最大規模の研究開発拠点「パソロジーリサーチセンター」を28日付で開設したと発表した。秋田県産業技術センターや秋田大学医学部と連携。がん患者個々の最適な抗がん剤投与量を迅速に判定するシステムや、抗がん剤血中濃度を検出する診断薬を開発する。

誘致企業決定通知書の交付式で記念撮影する(左から)秋田県の佐竹敬久知事、セルスペクトの岩渕拓也社長、秋田市の穂積志市長(29日、秋田県庁)

同センターは県産業技術センター内の約120平方メートルを賃借する。5000万円を投じ研究用機器などを導入。まず4人でスタートし、研究開発が進めば10人に増やす。仙台市の仙台研究開発センターは閉鎖し、研究開発機能を全て秋田市に移す。

秋田県内やUIターンの人材を活用してがん研究の拠点にする考え。抗がん剤の適切な投与量を判定することで、がん患者の生活の質(QOL)が向上するという。

29日の誘致企業決定通知書交付式で、岩渕拓也社長は「モノを作る人、考える人、設計する人、普及させる医師がすべてそろった秋田県で研究開発を進める」と意気込んだ。秋田県の佐竹敬久知事は「高度な研究者になればなるほど地元に働く場がなければならない。セルスペクトのような研究開発型企業が秋田県には必要だ」と話した。

セルスペクトは2014年設立で従業員数は66人。薬王堂など大手ドラッグストアと組み、来店客の指先から取った微量の血液から健康診断を実施するシステムを開発し実証実験している。

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