2019年8月22日(木)

競輪場 存続で調整へ 高松市、検討委の報告受け 老朽化問題

2018/8/29 19:32
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老朽化が問題となっている高松市の競輪場について、有識者で構成する市の検討委員会は29日、「直ちに廃止すべきではない」との意見が多くを占めたとする報告書をまとめた。報告書を受け取った大西秀人市長は「全体を通して、競輪場を有効活用せよ、と受け止めた」と述べ、存続する方向で調整していく考えを示した。

高松競輪場は老朽化が進み、地震による大きな揺れでスタンドが倒壊する恐れがあり、耐震工事が必要になっている。10億円前後の工事費が必要だが、車券の売上高は1991年度の465億円をピークに減少し、2017年度は128億円にとどまることから、市は17年8月に検討委を設置し、存廃を議論してきた。

検討委がまとめた報告書は「地域社会、地域経済に及ぼす影響を考えれば、競輪場が存在する意義と存在感は決して小さくはない」と指摘。存続する場合、女性や家族連れが楽しめる場所として、飲食スペースやトイレなどの施設改修をすべきだと提言した。

一方、報告書では廃止にも言及し、競輪場の跡地利用で市に具体案があれば選択肢になりうるとした。ただ、アマチュア競技者の練習の場がなくなるなど新たな課題が発生するとしている。

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