少年、起訴内容認める 高3女子嘱託殺人で初公判

2018/8/29 12:05
保存
共有
印刷
その他

東京都台東区で2017年5月、高校3年の女子生徒(当時17)が殺害された事件で、嘱託殺人や現住建造物等放火などの罪に問われた同級生の少年(19)の裁判員裁判の初公判が29日、東京地裁(鈴木巧裁判長)で開かれた。少年は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めた。

起訴状によると、少年は17年5月3日夜、台東区のマンションの一室で、交際相手の女子生徒から頼まれ、首を絞めて殺害。4日朝に部屋に火を付け、床板や天井などを焼損させたとされる。

公判は事実関係に争いはなく、少年にどのような処分を与えるかが争点となっている。

検察側は冒頭陳述で、少年が女子生徒を殺害後、焼け死んだように見せかけようと考え、放火したと指摘。犯行態様などから刑事処分が相当だと主張した。

弁護側は冒頭陳述で、少年には刑事処分でなく保護処分がふさわしいとして、事件を家裁に移送すべきだと主張した。

少年は当初、殺人容疑などで逮捕されたが、東京地検は供述内容などから女子生徒に頼まれて殺害行為に及んだと判断し、嘱託殺人などの疑いで東京家裁に送致した。同家裁は刑事処分が相当として少年を検察官送致(逆送)し、地検が17年11月に嘱託殺人罪などで起訴した。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]