2018年9月23日(日)

合意なし離脱「世界の終わりではない」メイ首相

Brexit
政治
ヨーロッパ
2018/8/29 9:52
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 【ロンドン=小滝麻理子】英国のメイ首相は28日、欧州連合(EU)と合意のないまま2019年3月にEUを離脱することになった場合でも「世界の終わりではない」と述べた。EU離脱交渉が難航し、金融市場や産業界の不安が高まるなか、合意なしでも離脱を成功させられるとの考えを強調した。

 メイ氏は記者団に「悪い合意をするくらいなら合意がないほうがましだと最初から言ってきた」と発言。世界貿易機関(WTO)のアゼベド事務局長の最近の発言に触れ「彼は合意なき離脱について、公園の散歩のように簡単なことではないが、世界の終わりというわけでもないだろうと述べた」と話し、懸念は過大だと示唆した。

 一方、フィリップ仏首相は27日、合意なき離脱に備えて緊急措置を整えるよう閣僚に指示した。メイ首相の発言なども伝わり、28日の外国為替市場では英ポンドが対ユーロで一時、約1年ぶりの低水準に下落した。

 EUとの実質交渉期限は10月に迫るが、アイルランド国境問題などが障害となっている。産業界では通商関係などの取り決めがないまま離脱に向かう恐れが高まっている。

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