2018年11月16日(金)

米国防長官、米韓軍事演習再開に含み 北朝鮮けん制か

トランプ政権
朝鮮半島
北米
2018/8/29 7:08
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【ワシントン=永沢毅】マティス米国防長官は28日の記者会見で、6月の米朝首脳会談後に中止している米韓合同軍事演習について、再開する可能性に含みを持たせた。これまで3つの演習を中止していたが「現時点でさらに中止する予定はない」と語った。米朝による非核化交渉が停滞するなかで、北朝鮮をけん制する思惑があるとみられる。

28日、米バージニア州の国防総省で記者会見するマティス国防長官=ゲッティ共同

トランプ大統領は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長との会談後、北朝鮮との対話が続いている間の演習の中止を決定。これまでに8月に実施する予定だった指揮所演習「乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン」と、2回を予定していた海兵隊が絡む演習を中止した。

マティス氏は28日の会見で「米朝首脳会談を踏まえた誠意ある措置として、大規模な演習をいくつか中止した」と表明。毎年春に実施する野外機動訓練「フォール・イーグル」などを含む来年の演習の開催の有無を問われると「今の時点では決めていない。国務省とよく相談するだろう」と述べた。一部の小規模な演習は今も続いているという。

マティス氏は北朝鮮が求めている朝鮮戦争の「終結宣言」には反対の立場をとっているとみられる。会見でこの点を問われると、マティス氏は明言を避けた。国防総省は6月に演習の中止を決めた後、声明で今後の開催に関しては「北朝鮮が真摯に生産的な交渉を続けるかどうかにかかっている」と表明していた。

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