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英中銀総裁に退任延期打診の報道 財務省は否定

【ロンドン=篠崎健太】28日付の英夕刊紙イブニング・スタンダードは、英政府が中央銀行イングランド銀行のカーニー総裁に対し、退任の1年延期を水面下で打診したと報じた。カーニー氏は2019年6月末で退く予定だが、同年3月末の英国の欧州連合(EU)離脱に当面対応してもらうためという。ただ人事を所管する財務省は報道を否定している。

カーニー英中銀総裁は2019年6月末で退任を予定している=ロイター

カーニー氏はカナダ出身。カナダ中銀総裁を経て、外国籍を持つ初の総裁として13年7月に就任した。英中銀総裁の任期は8年間だが、家庭の事情で5年間を条件に引き受けた。その後、16年の国民投票で英国のEUからの離脱が決まったことを受け、円滑な移行に貢献したいとして1年延長に合意した経緯がある。

ロイター通信によると、英財務省の報道官は「全く承知していない。まもなく後任探しを始める」と述べて報道を否定した。カーニー氏はこれまでメディアのインタビューなどで退任の再延期を否定しており、仮に正式な打診があっても受け入れるかは不透明だ。

EU離脱という難局を控え、カーニー氏の後任探しの難航は必至だ。現時点では有力候補として、英金融規制当局である金融行為監督機構(FCA)のアンドリュー・ベイリー長官らの名前が取り沙汰されている。

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