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アジア最速の称号つかむ9秒92 蘇炳添

2018/8/29 0:00
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100メートル決勝で優勝した中国の蘇(中)=ロイター

100メートル決勝で優勝した中国の蘇(中)=ロイター

アジア最速の座は誰にも譲らなかった。26日に行われた陸上男子100メートル決勝で蘇炳添(中国)が大会新記録となる9秒92で優勝。今季アジア記録の9秒91を2度もマークしているスプリンターは間違いなく、アジア勢で最も世界のトップに近い位置にいる。

スタートは「理想的ではなかった」という。反応時間0秒143は全体4番目。山県亮太(セイコー)よりも0秒01遅かった。だが、中盤にさしかかってからは独壇場。60メートル付近で先頭にいることを確認すると、スピードを維持して後続を引き離す。終盤の強さは他の追随を許さなかった。

4年前の前回大会は銀メダル。今回は「タイムを残すことは重要ではない。どうしても金メダルが取りたかった」と勝負にこだわっていた。レース後は中国メディアが殺到。それだけ注目度は高く、重圧との戦いでもあった。

身長172センチと体格に恵まれないが、力強く加速していく。国際陸連によると、コーチと相談してスターティングブロックに置く足の位置を前後逆にし、左足を前にしてから走りにリズムが生まれ、課題だった中盤以降が安定した。その後の成長は目を見張るものがあり、2015年に中国選手で初めて10秒の壁を突破する9秒99をマーク。15、17年と2大会連続で世界選手権の決勝に進んだ。今季も絶好調。いつでも9秒台を出せる領域に足を踏み入れている。

29日に29歳を迎えるアジア王者は3位に入った山県について「切磋琢磨(せっさたくま)してきた良きライバル」と評した。2年後の東京五輪で決勝進出を目指す日本勢にとって、高い壁となる。(渡辺岳史)

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