2019年1月19日(土)

住商、山形・酒田でバイオマス発電所稼働 東北最大級

2018/8/28 22:30
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住友商事は28日、山形県酒田市に建設中のバイオマス発電所が完成したと発表した。総事業費は250億円。発電容量は5万キロワットで東北最大級になるという。23日に商業運転を始めており、グループ企業を通じて主に東日本の企業や自治体など電力需要家に販売する。燃料のうち約4割は山形県産を中心とした未利用材などの国産木質チップを利用する。

稼働を始めた酒田バイオマス発電所(山形県酒田市)

2012年に設立したグループのサミット酒田パワー(酒田市)が事業主体として運営する。発電所は酒田港の臨海工業団地に位置し、2.5カ月分の燃料に相当する約3万トンのペレットを保管する倉庫を、クルーズ船も就航する岸壁の近くに整備した。

バイオマス発電では燃料調達が課題だが、国産チップは北越マテリアル(福島県会津坂下町)と協和木材(東京・江東)から安定確保する計画。協和木材は木材資源を求めて17年に山形県新庄市に建設した新庄工場で、集成材を作った際に発生する端材をチップにして供給する。このほか、輸入ペレットや補助燃料として北海道・釧路の石炭も利用する。

酒田市には木質チップなど国内の燃料供給源のほか、輸入ペレットの荷揚に必要な港湾設備、発電・送電に関する企業が集積しているという。同市では関西電力もバイオマス発電所の建設を計画している。

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