日本酒「福正宗」の新シリーズ 無菌充てんで常温流通可能に
日本酒の製造を手掛ける福光屋(金沢市)は、同社の主力商品「福正宗」の新シリーズを発売した。火を通さず生詰めし、無菌充てんできるシステムを活用して冷やさずに保存できるようにした。常温で流通させることが可能。

新たに展開するのは「福正宗 丸福シリーズ」で4種類。軽い飲み口とすっきりとした生詰め特有の味わいで、常温ならではの日本酒のうまみを楽しめるようにした。
「福正宗 爽快純米 生詰」(720ミリリットル、税別825円)はなめらかなのどごしと豊かな香りが特徴。コクがあり、しょうゆやだしの利いた料理との相性が良い。一方、「福正宗 純米辛口 生詰」(720ミリリットル、同900円)はクエン酸の爽やかな酸味で、イタリアンやフレンチなどの洋食と合うという。
全国の酒販店や百貨店、などの小売店のほか福光屋の電子商取引(EC)サイトでも販売する。
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