2018年9月22日(土)

飲食店、チャットで予約 ビスポが新サービス

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サービス・食品
2018/8/28 18:48
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 飲食店予約のビスポ(東京・渋谷)は28日、チャット型の集客支援サービスを始めたと発表した。対話アプリ「LINE」上で利用者が送信した条件と、空席のある店をつなぐ。検索や口コミを活用した情報サイトが主流のなか、店側が予約に「立候補」できるのが特徴だ。利用者と店の相互評価制度を設け、「無断キャンセル」対策も図る。

記者会見するビスポの高岳史典社長(中央)、LINEの舛田淳取締役(右)、トレタの中村仁社長(28日、東京都渋谷区)

 「検索では見つけにくかった自分好みのお店を発見できる」。高岳史典社長は記者会見で強調した。新サービス「ビスポ!」は情報量が多すぎて希望の店が選びにくいといった悩みの解決を図る。基本サービスの「かんたん予約」は成立時のみ一人につき300円を課金する仕組みで、「加盟店にとって費用対効果がわかりやすい料金体系にした」(高岳氏)。

 利用者がチャット画面で日時や予算、料理のジャンルなど条件を入力すると、空席のある最大10店舗を写真付きで紹介。気に入った店が見つかれば、画面上で予約できる。個室などより細かい条件を指定できる「わがまま予約」も設けた。現在の加盟店は都内の約50店舗にとどまるが、高岳氏は「年内に東京と神奈川で1000店舗をめざす」と意気込む。

 飲食店に予約台帳サービスを提供するトレタ(東京・品川)と組み、空席のある店を自動的に提案する仕組みを備えた。店側が来店客を3段階で評価したり、コメントできたりする機能でキャンセル対策につなげる。今後は利用者のデータを活用した人工知能(AI)の開発を進め、マッチングの精度を上げていく。

 ビスポは自身も飲食店を経営する高岳氏が1月に設立したスタートアップ企業。LINEベンチャーズや、サッカー選手の本田圭佑氏らが出資している。年内にも決済サービス「LINEペイ」を採用し、事前決済や個人間送金などに対応する。翻訳機能も備え、アジアのインバウンド(訪日外国人)の需要も取り込む考えだ。(駿河翼)

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