日本車に戦略転換迫る NAFTA見直しで米・メキシコ合意
[有料会員限定]
北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しを巡る米国とメキシコの2国間協議が27日、大筋で妥結した。自動車関税ゼロを維持する条件として現地での部品調達比率を引き上げるほか、米国製部品の購入拡大を事実上義務付ける条項を新設する。カナダを含む3カ国で最終合意できるかが焦点となるが、米国市場への輸出にNAFTAを活用してきた日本の完成車メーカーは戦略の見直しを迫られそうだ。
1980~90年代の日米貿易摩擦...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1151文字