2018年10月18日(木)

包括監査、3県市に優秀賞 市民オンブズマン会議

2018/8/28 18:12
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全国市民オンブズマン連絡会議(名古屋市)は28日、都道府県や政令市、中核市に義務付けられている包括外部監査の内容を評価した2017年度の「通信簿」で、青森県、埼玉県、札幌市の監査を「優秀賞」に選んだと発表した。一方、最優秀の「オンブズマン大賞」は該当なしとした。

青森県は労働人口の減少対策、埼玉県は情報システム、札幌市は教育委員会と市立学校の財務事務――などがテーマ。問題点が他の自治体に共通することや、内容が丁寧であることなどが高く評価された。

優秀賞に次ぐ「活用賞」には京都府など20自治体の監査が選ばれた。一方、山形県など12自治体の監査には内容に欠点があるとして「改善要望」を出した。

包括外部監査は、自治体の行財政を弁護士や公認会計士らがチェックする制度。弁護士や公認会計士らで構成する同会議の評価班が、17年度に実施された122自治体の報告書を調べた。

名古屋市内で記者会見した同班事務局長の浜島将周弁護士は「各地の報告書は行財政の問題点が指摘された重要な文書だ。議員や市民が効率的なチェックに使ってほしい」と述べた。

連絡会議は15年度の監査報告を受けて各自治体が対応したかどうかも調べ、岐阜県や徳島県など28自治体を最も高い「A」評価とした。一方で対応措置が公表されていないなどとして、東京都八王子市と鹿児島市を最低の「E」とした。〔共同〕

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