モス、ご当地バーガー2種発売 「デミグラ牛カツ」など

モスフードサービスは28日、「モスバーガー」で9月13日からご当地バーガー2種を11月中旬までの期間限定で発売すると発表した。全国のスタッフから、地元のおいしい食べ物をハンバーガーにアレンジするアイデアを募った。ご当地バーガーの販売は今年で4回目となる。

「ご当地モス」シリーズとして、「兵庫・加古川 デミグラ牛カツバーガー」と「静岡・駿河湾水揚げ 桜えびコロッケバーガー」の2種を開発した。2651件のアイデアの応募があり、審査を重ね商品化した。応募は昨年の2倍以上になったという。モスフードの中村栄輔社長は「地域の食を大切にしたキャンペーンが根付いている」と評し、自社の特徴づくりにつなげる。

牛カツバーガーは、牛カツと濃厚なデミグラスソースが特徴という。デミグラスソースには、しょうゆや赤ワインを加え、モスフードが独自に開発した。販売価格は410円。
桜えびコロッケバーガーは、駿河湾でとれた桜えびをコロッケに使った。漁期が年2回の希少な食材をふんだんに使った。桜えびの香りと風味が楽しめるようにした。価格は430円。
日本各地の名物料理をハンバーガーにアレンジして全国展開するのは、日本マクドナルドなども実施している。モスフードの特徴として、「全国のスタッフからアイデアを募ったことで、地域の自慢の味を全国に届けられる」(中村社長)とする。ご当地バーガーの開発を継続することで、地域に根差し、地域の活性化につながるブランドを目指す。
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