2018年9月26日(水)

ボルテックス、都心で500億円の不動産投資

住建・不動産
2018/8/28 15:00
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 不動産コンサルティングのボルテックス(東京・千代田、宮沢文彦社長)は東京都心で投資用不動産の取得を積極化する。駅に近い利便性の高いエリアのオフィスや商業施設などを取得、リノベーションを施したうえで投資家に売却する。10月から2019年3月までの6カ月間で前年同期の1.85倍にあたる500億円を投じる。

 投資の対象とするのは都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)の中規模ビル。ビジネス上、利便性が高い立地にありながら老朽化が進み、賃料が低いままになっている物件を取得、リノベーションや補強工事を施し収益性を引き上げたうえで投資家に売却する。

 ボルテックスは中規模の既存ビルを1棟まるごと取得、所有権をフロアごとに分割して投資家に販売するビジネスモデルで成長を遂げてきた。今後もこのビジネスモデルを踏襲する方針だが、これまで投資の中心だった60億~70億円を上回る100億円超の「高額物件も積極的に取得していく」(経営統括本部)方針だ。

 割合の少なかった商業施設やホテルなどにも投資対象を広げる。経済環境により変動はあるもののこれまで投資利回りは2~5%程度が中心だったとみられる。安定的に同程度かそれ以上の利回りが見込める不動産についてはリスクを見極めながら積極的に投資を進めていく。

 取得物件は中小企業の事業主などの投資家に売却する。フロア単位に小分けにして、事業者が投資しやすいよう工夫する。企業業績が上向き、本業以外の分野で新たな収益機会を探る事業者も多い。安定的な収益が見込める国内の不動産への投資意欲は旺盛で、こうしたニーズに積極的に対応する。     (前野雅弥)

[2018年8月28日付 日経産業新聞]

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