2019年8月24日(土)

白鳥製薬が新実験棟 研究開発関連業務を集約へ

2018/8/27 22:00
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医薬品原料製造の白鳥製薬(千葉県習志野市)は、原薬製造のプロセスを研究・開発するための実験棟を新設した。投資額は約5億円で、10月から稼働する。年明けにも老朽化していた既存の実験棟を解体し新実験棟をさらに拡張する。研究開発に関する業務を新実験棟に集約して効率化を進める。

新実験棟は地上2階建てで、延べ床面積は既存の実験棟の1.2倍に当たる490平方メートル。同社の研究開発拠点である津田沼事業所の実験棟隣接地に建設した。同社の収益基盤となっている医薬品原料の受託生産や後発医薬品向け原薬開発のほか、抗がん剤やアルツハイマー病治療薬の原薬開発なども手がける。

新実験棟では研究環境の改善を進めた。5分に1回のペースで室内の空気を自動的にすべて入れ替える空調設備を導入。実験台に備える空調機器も、2台から29台に増やした。作業台の仕切りや廊下と作業室を隔てる壁もガラス張りにして視界を広げ、安全性を高めた。

アイデアが浮かびやすいように壁には鮮やかな色を使用。柱にはホワイトボードを取りつけて実験結果などを書き込みやすくした。

同社は今後、既存の実験棟を解体して新実験棟の増築を進め、2020年春をめどに原薬の分析部門や研究事務部門も集約する。最終的には新実験棟の延べ床面積は1390平方メートルになる予定だ。投資額は合計で10億円前後になる見込み。

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