揚げ菓子のぼんち、山形・寒河江に新工場 事業費40億円

2018/8/27 21:00
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米菓「ぼんち揚」で知られるぼんち(大阪市)は山形県寒河江市に山形工場を建設した。事業費は40億円。最新鋭の乾燥機を導入したほか、同市内にある既存工場の設備を移し、生地の生産能力を最大1.5倍に高める。同社は2014年に日清食品ホールディングスの傘下に入り事業を拡大している。今後は生地だけでなく最終製品まで一貫生産するようにする。

4時間かけて生地を作る全長105メートルの乾燥機(山形県寒河江市のぼんち山形工場)

米菓の生地を生産するぼんち山形工場(山形県寒河江市)

27日に工場の竣工式を開いた。10月から本格稼働する。敷地面積は2万4000平方メートル、延べ床面積は1万1000平方メートル。揚げ菓子の元となる生地を全長105メートルの乾燥機で作り、関東と関西の工場に出荷する。

同社は1975年に山形に進出し、地元のコメを生地にして、大都市圏の工場で商品化していた。新工場は当面、生地生産のみだが、味付けやフライなど最終製品用のラインも見込んだ設計にしている。同社の年商は約100億円。需要は拡大しており、今後は山形の最新工場で需要増に対応したい考えだ。

新工場は日清食品の生産管理ノウハウを導入。二重扉や気圧調整設備で虫の侵入を防ぎ、静脈認証やカメラなどセキュリティーシステムも取り入れた。寒河江市内には3つの生産拠点があり、そのうち最も古い生地の生産工場は周囲が宅地化されたこともあり閉鎖する。跡地の利用法は未定という。

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