地上イージスの必要性強調 防衛省側、秋田知事に面会

2018/8/27 17:30
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政府がミサイル防衛強化策として導入を目指す地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」を巡り、防衛省の深沢雅貴官房審議官が27日、配備候補地となっている秋田県を訪れ、佐竹敬久知事と面会した。秋田、山口両県への配備が最適だとして、必要性を強調した。

防衛省側は、地質調査などで陸上自衛隊演習場が不適となった場合も、周辺にある防衛省・自衛隊の所管外の国有地を候補地にすると伝えた。佐竹知事は「ほかの国有地の調査もしっかりやって、われわれに(情報を)提供してほしい」と応じた。

また防衛省側は、電磁波が旅客機の航路に影響するとの懸念に対し、使用する周波数帯の違いなどを理由に「支障は生じない」と説明した。

佐竹知事は終了後、記者団に「(県や住民が一定の理解を示さないうちに)工事の強行はだめだ」と訴えた。

地元では「敵の標的になる」との懸念や、レーダーの電磁波による健康被害への不安が根強く、住民らが24日、県に計画の撤回を国に働き掛けるよう求める要望書を提出している。

防衛省は、陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)と陸自むつみ演習場(山口県萩市、阿武町)の2カ所を候補地として検討している。

〔共同〕

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