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山県、わずかに触れた9秒台 陸上男子100「銅」
アジア大会

2018/8/27 11:41
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【ジャカルタ=渡辺岳史】26日に行われた陸上男子100メートル決勝で、山県亮太(セイコー)は自己記録に並ぶ10秒00で銅メダルだった。中国の蘇炳添が9秒92の大会新記録で優勝した。

「アジア最強」の称号にはあと一歩届かなかった。1998年バンコク大会の伊東浩司以来の快挙はならず3位に終わり、山県は「表彰台の一番高いところに立って国歌を流したかった」。大一番での集中力は示したものの、悔しさをにじませた。

男子100メートル決勝で力走する山県(中央奥)。右端は優勝した中国の蘇炳添=石井理恵撮影

男子100メートル決勝で力走する山県(中央奥)。右端は優勝した中国の蘇炳添=石井理恵撮影

一瞬の静寂の後に、号砲が鳴った。いいタイミングで飛び出した山県は中盤もなめらかに加速。だが9秒91のアジア記録を持つ蘇炳添との「地力の差も感じた」。後半は相手の舞台。ぐんと伸びて前に行かれた。

優勝タイムは9秒92。着差を考えれば、山県も9秒台突入かと思われた。が、表示は10秒00。厳密には9秒997だったが、公式記録は1千分の1秒を切り上げた。昨秋マークした10秒000と同じ10秒フラットの扱いだが、わずかに9秒台に触れた。「これも本当の意味での自己ベスト。記録はまたチャンスがある」。9秒92という世界が、そんなに遠くないと感じ、ライバルとの約80センチの差は届かない距離ではないこともわかった。

右足首の故障の影響で不調が続いた昨季の反省を生かし、今季は練習に強弱をつけてきた。左脚に違和感を覚えて7月の欧州遠征を早めに切り上げたのも、ケガのリスクを回避するため。この日に照準を合わせて万全の準備を進めていた。

本音をいえば、「優勝争いをするところまでイメージが湧きづらかった」という。それでも予選から準決勝、決勝と修正をして、自分の走りを表現できたのは自信になる。「これまでいろいろ考えて練習に取り組んできた。それが間違っていなかったことを実感できた」。400メートルリレーで金メダルを獲得するチャンスも残っている。

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