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テスラ、株式非公開化を撤回

【シリコンバレー=白石武志】米電気自動車メーカーのテスラは24日、株式非公開化の計画を撤回すると発表した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は声明の中で株主の意見を踏まえて上場を維持することにしたと述べた。ただ、情報開示の手法や内容を巡っては一部の投資家が訴訟を起こしており、計画撤回後もテスラの経営に影響を残す恐れがある。

マスク氏は24日に自社ブログに投稿した声明の中で、株式非公開化について「当初予期していたよりもはるかに時間がかかり、混乱を招くことが明らかになった」と指摘。「(新型車である)モデル3を普及させ、収益を改善することに注力する上で問題になる」と撤回の理由を説明した。

当初の計画では既存の投資家にテスラの株式を保有してもらったまま非公開化する方針を示していたが、マスク氏は意見を聞いた大半の株主から「非公開化をしないでほしい」との要望を受けたことも明らかにした。テスラの取締役会には23日に計画撤回の方針を伝え同意を得たとしている。

テスラの非公開化を巡っては、8月7日にマスク氏が個人のツイッターアカウント上で計画を唐突に表明し波紋を広げていた。情報開示の手法について米証券取引委員会(SEC)が調査を始めているほか、「資金は確保した」というマスク氏の投稿内容が虚偽であるなどとして、米国では一部の投資家が訴訟を始めている。

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