富山県とスイスのバーゼル・シュタット州、バーゼル・ラントシャフト州は24日、医薬品分野などの交流促進のための協定を結んだ。県と2州は2009年に交流協定を締結しているが、内容を拡充した上で新たに締結し直した。
新たな協定には、従来は製剤技術や経済分野と規定されていた医薬品業界の交流推進の対象にバイオ技術を追加。3月にバーゼル大と富山大、富山県立大が交流協定を結んだことを受けて、大学などの高等教育機関の交流の促進も盛り込んだ。
富山県庁で行われた締結式で、石井隆一知事は「世界の薬都であるバーゼル地域とより一層の連携を図って、ウィンウインの関係に発展させられたらいい」とあいさつ。バーゼル・シュタット州のコンラディン・クラマー教育省担当参事も「双方の強みであるライフサイエンス産業の分野の交流を強化し、ともに進化していくことを期待したい」と話した。
富山県は、世界的な製薬大手ノバルティスなどの医薬品メーカーが本拠を置くバーゼル地域をモデルケースとして産学官の連携を模索しており、県の医薬品生産額を年間1兆円に伸ばすという目標を掲げている。
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