/

役割分担の方向性提示 岡山市の法定協、バス含む交通網のあり方で

岡山市は24日、路線バスを含めた市内の公共交通網のあり方を議論する法定協議会の2回目の会合を開いた。市側から「利用しやすいサービスの提供」「経営の健全化と安定」との基本方針に向けて、施策例や事業者・市民・市の役割分担など今後の大まかな方向性を提示。各事業者や市民代表などから同意を得た。

岡山市内に路線を持つ全9社の幹部らが出席した(24日、岡山市役所)

施策の方向性としては、競合路線のダイヤ調整などネットワークの再編、運行情報の提供やバリアフリー化といった利用環境の向上などを例示。質の高いサービスの提供や運賃設定の適正化、積極的な利用、利用環境の向上など事業者・市民・市それぞれに果たすべき役割も示した。

「岡山市公共交通網形成協議会」には5月21日の第1回に続き、市内に路線を持つ全9社の幹部がそろった。各社からは「方向性が示されたことを高く評価したい」(両備グループの小嶋光信代表)との声が上がった。一方で「市中心部への6社参入といった岡山固有の問題を解決するなど、話し合いの入り口を整理しないといけない」(宇野自動車の宇野泰正社長)との声もあった。

また、「乗務員不足の解消へ大型2種免許(の規制)を特区で緩めるなどの施策があればよい」(中鉄バスの松本嘉一郎常務)との意見も出た。市民代表からは運賃設定や運行本数などバスの使いにくさについての指摘に加えて、市に対しても「役割をはっきりさせて調整する必要がある」との注文が付いた。

今後は幹事会で具体的な取り組みについて議論し、マスタープランとなる「地域公共交通網形成計画」の2019年度前半までの策定をめざす。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

業界:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン