北海道・知内町 町有地を無償貸与 コープさっぽろと出店協定

2018/8/24 22:00
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北海道知内町は24日、コープさっぽろ(札幌市)とスーパーマーケットの出店協定を結んだ。2019年7月に開業する予定で、町は店舗用に町有地を無償で貸し出すほか、建物の建設費などを支援する。自治体が支援してコープが出店する初めてのケースとなる。店内に休憩スペースも設けて、交流拠点としての役割も持たせる。

協定を結んだ知内町の大野町長(左)とコープさっぽろの大見理事長(24日、札幌市)

同日の記者会見で、知内町の大野幸孝町長は「まちづくりの課題だった高齢者の買い物の利便性向上へ、スーパーの誘致ができた。町民の期待の大きさに驚いている」と期待感を表明。コープの大見英明理事長は「商業環境の維持と人口減少の歯止めのための支援の典型例と位置づけている。うまくいけば他でも検討していきたい」と述べた。

コープの通常の店舗は2千平方メートルほどだが、同町の店は3分の1ほどの広さ。店内にはイートインスペースなどを兼ねた交流エリアも設ける。

町は開店に合わせ、店や病院、バスターミナルなどを回るデマンドバスを運行する予定で、交流エリアはバスの待合所としても活用する。コープはバスチケットの販売でも協力する。

コープは知内町と隣接する木古内町、福島町に出店しており、物流面でも相乗効果が出るとみている。町からの支援で運営コストが下げられることから、人口5000人以下の商圏でも運営できると判断して出店を決めた。

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