2018年11月17日(土)

サムスン電子副会長への最高裁判断が焦点
ソウル高裁、朴槿恵前大統領に懲役25年

朝鮮半島
2018/8/24 18:29
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【ソウル=鈴木壮太郎】大手財閥から巨額の賄賂を受け取った罪などに問われる朴槿恵(パク・クネ)前大統領(66)の控訴審で、ソウル高裁は24日、懲役25年、罰金200億ウォン(約20億円)を言い渡した。サムスンからの収賄と判断された範囲が一審より広がり、贈賄側の李在鎔(イ・ジェヨン=サムスン電子副会長)被告に対する最高裁の判断に焦点が移る。

高裁はサムスンが朴被告の共犯の崔順実(チェ・スンシル)被告の娘が乗馬選手として活動する費用約70億ウォンを提供した事実を朴被告の収賄と判断。崔被告が関わった組織へのサムスンの資金支援も、一審判断を覆して有罪とした。

2月の李被告の控訴審では乗馬支援のうち馬の購入費用は賄賂と認められず、賄賂の認定額は一審の89億ウォンから36億ウォンに減額された。資金はサムスンが出したため、李被告は横領罪にも問われている。

韓国では横領額が50億ウォンを超えると特定経済犯罪加重処罰法に基づき無期または5年以上の懲役となり執行猶予はない。李被告は二審で横領額が50億ウォンを下回ったたため執行猶予刑となったが、朴被告の二審では収賄額が50億ウォンを上回り、同じ事件で司法の判断は分かれた格好で、最高裁の判断に関心が集まっている。

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