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鈴木3冠 ベテラン復活 「最大限の力出せた」

アジア大会、50平・400メドレーも「金」

23日に行われた競泳女子50メートル平泳ぎで、鈴木聡美(ミキハウス)が30秒83で連覇し、100メートル平泳ぎ、400メートルメドレーリレーと合わせて3冠を達成した。

25メートルを過ぎると、せきを切ったように鈴木がスパートをかけた。ストロークのテンポはあまり変えず、それでも力強く。「とにかく日本記録を出したかった」とがむしゃらに蹴る。横一線の争いを抜け出して、最後は懸命に手を伸ばして壁をタッチ。惜しくも記録には0秒19届かなかったが、順位を確認すると顔がほころんだ。

女子50メートル平泳ぎ決勝で優勝した鈴木=共同

21歳で出場した2012年ロンドン五輪で200メートルで銀メダル、100メートルで銅メダルを獲得したのを最後に、国際舞台の表彰台から遠ざかってきた。そんなベテランが今季、復活の兆しを見せている。パンパシフィック選手権では200メートルで3位に入り、五輪以来となる主要国際大会でのメダルを獲得。「ロンドンの時の自分は夢でも幻でもなくて、復活の道がようやく見えてきた。強気の姿勢で最大限の力を出せた」

この1年間取り組んできたパワーやスプリントのトレーニングが大きな自信につながっている。「あれだけきつい練習をやったんだから、泳ぎが崩れることはないはず」。レースでは記録やメダルの前に、練習通りに泳ぐことを強く意識した。

女子平泳ぎは青木玲緒樹や渡部香生子と3強の様相だが、五輪を2度経験している身として、まだまだ後輩には負けられない。「下の子たち(の成長)はもちろん心強いけれど、自分も口で何か言うのではなく、結果で示せてよかった」。再起のきっかけをつかみ、最高の形で収穫いっぱいの夏を締めくくった。

(堀部遥)

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