買い物弱者の弁当店閉店 大阪の村、補助金返還要求

2018/8/24 9:53
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大阪府唯一の村で住民の4割以上が65歳以上の千早赤阪村で、車の運転ができないなど買い物が難しい人のため村から300万円の補助を受けて昨年オープンした弁当店が閉店し、村が補助金の全額返還を求めていることが24日までに、分かった。閉店の理由は不明だが、販売不振とみられる。

2017年9月に開店した大阪府千早赤阪村の弁当店=共同

村の人口は約5300人。村によると、弁当店は開業資金の半額を最大300万円補助する村の小売店舗開業支援制度を初適用し、昨年9月に開店。村にはコンビニやスーパーが一軒もなく、年200日以上かつ3年以上継続して営業することが補助金交付の条件だった。

だが近所の人によると、店を営業していた堺市の業者は今年6月に休店の張り紙をし、7月下旬に店の設備が運び出された。

閉店を受け、村は補助金全額を返還するよう業者に通知。業者はこれまでに10万円を返還し、残りは分割での支払いを希望しているという。

村観光・産業振興課の北浦信行課長は「経営計画や開店後の運転資金の計画まではチェックしていなかった。今回の事態を受け、制度見直しを検討している」と話した。〔共同〕

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