ニコン、高級ミラーレス発表 専用レンズ開発
大口径マウント採用

2018/8/23 15:27
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ニコンは23日、高級ミラーレス一眼カメラの新製品「Z7」と「Z6」の2機種を9月下旬と11月下旬にそれぞれ発売すると発表した。「フルサイズ」と呼ばれる大型画像センサーを搭載し、光学性能を高めた専用レンズを開発した。レンズと本体を接続するマウント部分を大口径にして、レンズの強みを最大限に生かした。プロのカメラマンや愛好家中心に販売し、それぞれ月産2万台を目指す。

新型ミラーレスカメラを発表するニコンの牛田社長(23日、東京都品川区)

新型ミラーレスカメラを発表するニコンの牛田社長(23日、東京都品川区)

「ニコンの光学技術と映像表現の知見の結晶だ」――。同日、都内で開いた新製品の発表会見で牛田一雄社長は胸を張った。お披露目したミラーレスカメラはフルサイズセンサーや新たな画像エンジンを搭載。ボタン配置など従来の操作性の高さを維持しつつ、カメラ本体とレンズの小型化も実現した。

上位機種の「Z7」は、9月下旬から販売を始める。本体価格は44万円前後を想定する。4575万画素と高精細な映像が撮影できる。本体とレンズを接続するマウント部分を広げ、大量の光を取り込めるようにした。より明るいレンズの開発や複数レンズの配置など光学設計の自由度が高まるという。

新規格「Zマウント」採用のミラーレス専用交換レンズも3本用意した。動画再生が4Kや8Kで高精細化しているため、撮影の機能も強化。レンズの解像度を高め、画面の隅まで鮮明な映像を撮ることができる。本体とレンズの高速大容量通信も対応した。

プロ向けの高級機は構造が複雑な一眼レフの出荷が縮小している。牛田社長は「今後市場はミラーレスの方が伸びる」と見通しを語り、Zシリーズで「フルサイズの高級カメラ市場で世界シェア1位を目指す」とした。

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