2018年9月24日(月)

「企業のGAFA対抗策に」 英アームがIoTサービス

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2018/8/22 15:16
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 ソフトバンクグループ傘下の英半導体設計アーム・ホールディングスは22日、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」の取り組む企業向けに、端末からデータまで統合的に管理できるIoT基盤サービスを国内で提供すると発表した。主力の半導体設計に加え、IoTビジネスを加速する考えだ。

アームのディペッシュ・パテルIoTサービスグループプレジデント(中央)と芳川裕誠データビジネス担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー(右)、ソフトバンクの宮内謙社長(左)

 「企業にとってGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)などに対抗できる手段になる」。同日開催した説明会でアームの芳川裕誠データビジネス担当バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーは、国内提供する新サービスについて、こう強調した。

 新たに提供する基盤サービスの名称は「アーム・ペリオンIoTプラットフォーム」。もともとアームが展開していたIoT向けの端末や接続管理機能に、8月に買収したビッグデータ管理サービスを手がける米スタートアップ、トレジャーデータのデータ管理機能を統合したサービスだ。

 芳川氏はトレジャーデータの創業者。同社は企業からデータを預かり、分析基盤を提供することで、企業の販売活動やサービス改善に役立つ基盤を提供していた。アームと一緒になることで「ヒトが生み出すデータ、モノが生み出すデータをミックスした新たな価値が生まれる」(芳川氏)とした。

 アームは、IoTの取り組みを加速したい企業向けにアーム・ペリオンの採用を働きかける。GAFAと呼ばれる米国の大手IT企業が大量のデータ収集と分析によって、世界のネット市場を席巻したように、「IoTの取り組みがこれからの企業の盛衰を決める」(説明会のゲストスピーカーとして登壇したソフトバンクの宮内謙社長)。自社で基盤を用意できない企業向けに売り込む。

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