2018年11月15日(木)

小野薬品と武田薬品、オプジーボの併用療法で提携

ヘルスケア
2018/8/22 14:47
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武田薬品工業小野薬品工業は22日、がん免疫薬「オプジーボ」の併用療法で提携すると発表した。オプジーボと武田が日本での販売権を取得している抗がん剤「カボザンチニブ」を併用し、腎細胞がんの治療を目指す。すでに海外では両薬剤を併用した臨床試験(治験)が進んでおり、今回の提携で日本でも最終段階の治験を始める。

がん免疫薬「オプジーボ」

オプジーボは小野薬品と米ブリストル・マイヤーズスクイブ(BMS)が創製した新規医薬品で、がん細胞が持つ免疫抑制機能を解除し、異物を排除する免疫細胞の能力を高めることができる。すでに皮膚がんや肺がん、腎細胞がんなど様々ながん治療に使用されている。

オプジーボは単剤でも劇的な治療効果を持つが、効果がある患者の割合である「奏功率」の低さが指摘されていた。近年は他の抗がん剤を併用することで奏功率が大幅に改善されることが分かっており、別のがん免疫薬「ヤーボイ」との併用療法などがすでに承認を受けている。

オプジーボとカボザンチニブについては併用により奏功率を高めるデータが出ていることから、海外でBMSと米エクセリクシス社などが併用の治験を進めている。日本では武田薬品がエクセリクシスからカボザンチニブの独占的な開発・販売権を取得していることから、小野薬品と提携して最終段階の第3相の治験を始めることになった。

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