2019年8月21日(水)

日本サッカー世界への挑戦

フォローする

初の決勝進出 U20W杯代表になでしこ脅かす逸材
サッカージャーナリスト 大住良之

(1/3ページ)
2018/8/24 6:30
保存
共有
印刷
その他

フランスのブルターニュ地方を舞台に8月5日から開催されているサッカーのU-20(20歳以下)女子ワールドカップで、日本が初めての決勝進出を果たした。スペインとの決勝は24日午後7時30分(日本時間25日午前2時30分)、バンヌでキックオフされる。

「死の組」突破し三度目の正直

準々決勝で過去8大会中3回の優勝を誇るドイツに3-1で快勝、準決勝はイングランドを2-0で退けての決勝進出。2002年に第1回が行われたこの大会で、日本は地元開催の12年と前回(16年)に準決勝まで進んだが、12年はドイツに0-3で完敗、16年は延長の末1-2でフランスに敗れた。

「三度目の正直」とばかりに臨んだ20日の準決勝。日本は22分にMF遠藤純(JFAアカデミー福島)のパスを受けたFW植木理子(日テレ・ベレーザ)が相手をかわしてきれいに左隅に決めて先制すると、その5分後には右からドリブルで入ったMF宮沢ひなた(日テレ・ベレーザ)が強烈なミドルシュートを放ち、バーに当たってはね返ったところに走り込んだ遠藤がクールそのもののヘディングで押し込んだ。

後半はイングランドの体当たりに押し込まれて劣勢となったが、両センターバックの南萌華、高橋はな(ともに浦和レッズレディース)が冷静にはね返し、GKスタンボー華(INAC神戸レオネッサ)の落ち着いたプレーもあって無失点で切り抜けた。

「決勝への道」は決して平たんではなかった。日本の入ったC組には、過去3回優勝の米国と、このところ進境著しいスペインがおり、まさに「死の組」と呼んでいい厳しい組分けだった。

米国との初戦は攻撃がまだスムーズではなかったが、76分に中盤でこぼれ球を拾ったMF林穂之香(セレッソ大阪堺レディース)が35メートルから思い切り左足を振り抜き、前進していた米国GKの頭上を破って決勝点を決めた。

第2戦の相手はスペイン。池田太監督は先発を3人入れ替えてこの試合に臨み、ほぼ互角といっていい試合を展開したが、16分に左CKからゴール前混戦になったところを押し込まれた1点を最後まで取り返せず、0-1で敗れた。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

サッカーコラム

電子版トップスポーツトップ

日本サッカー世界への挑戦 一覧

フォローする
 鹿島の安部裕葵はスペイン1部のバルセロナへ=共同共同

 ことしの夏は、Jリーグ1部(J1)でも例年にない、選手の「大移動」があった。「期限付き移籍」を含め、若手を中心に欧州への移籍が10人を超し、8月5日現在でJ1からJ1への移籍も17人を数えた。
 国際 …続き (8/8)

サッカーW杯カタール大会アジア2次予選の組み合せが決まり、取材に応じる日本代表の森保監督=共同共同

 ワールドカップ・ロシア大会の決勝戦からわずか1年。早くも次回大会(2022年カタール)のアジア予選がスタートする。9月5日に開幕する2次予選だ。40チームを5チームずつ8組に分け、ホームアンドアウェ …続き (7/25)

7月7日のG大阪戦の後半、ディエゴオリベイラのゴールをアシストし、高萩(左)と抱き合って喜ぶFC東京・永井。眠っていた才能が覚醒したようだ=共同共同

 Jリーグは「折り返し」を過ぎ、7月7日までに全34節中の18節を消化した。FC東京が12勝3分け3敗、総得点28、総失点13、勝ち点39というすばらしい成績で、2位横浜F・マリノス(勝ち点33)以下 …続き (7/11)

ハイライト・スポーツ

[PR]

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。