2019年7月17日(水)

日本サッカー世界への挑戦

フォローする

初の決勝進出 U20W杯代表になでしこ脅かす逸材
サッカージャーナリスト 大住良之

(1/3ページ)
2018/8/24 6:30
保存
共有
印刷
その他

フランスのブルターニュ地方を舞台に8月5日から開催されているサッカーのU-20(20歳以下)女子ワールドカップで、日本が初めての決勝進出を果たした。スペインとの決勝は24日午後7時30分(日本時間25日午前2時30分)、バンヌでキックオフされる。

「死の組」突破し三度目の正直

準々決勝で過去8大会中3回の優勝を誇るドイツに3-1で快勝、準決勝はイングランドを2-0で退けての決勝進出。2002年に第1回が行われたこの大会で、日本は地元開催の12年と前回(16年)に準決勝まで進んだが、12年はドイツに0-3で完敗、16年は延長の末1-2でフランスに敗れた。

「三度目の正直」とばかりに臨んだ20日の準決勝。日本は22分にMF遠藤純(JFAアカデミー福島)のパスを受けたFW植木理子(日テレ・ベレーザ)が相手をかわしてきれいに左隅に決めて先制すると、その5分後には右からドリブルで入ったMF宮沢ひなた(日テレ・ベレーザ)が強烈なミドルシュートを放ち、バーに当たってはね返ったところに走り込んだ遠藤がクールそのもののヘディングで押し込んだ。

後半はイングランドの体当たりに押し込まれて劣勢となったが、両センターバックの南萌華、高橋はな(ともに浦和レッズレディース)が冷静にはね返し、GKスタンボー華(INAC神戸レオネッサ)の落ち着いたプレーもあって無失点で切り抜けた。

「決勝への道」は決して平たんではなかった。日本の入ったC組には、過去3回優勝の米国と、このところ進境著しいスペインがおり、まさに「死の組」と呼んでいい厳しい組分けだった。

米国との初戦は攻撃がまだスムーズではなかったが、76分に中盤でこぼれ球を拾ったMF林穂之香(セレッソ大阪堺レディース)が35メートルから思い切り左足を振り抜き、前進していた米国GKの頭上を破って決勝点を決めた。

第2戦の相手はスペイン。池田太監督は先発を3人入れ替えてこの試合に臨み、ほぼ互角といっていい試合を展開したが、16分に左CKからゴール前混戦になったところを押し込まれた1点を最後まで取り返せず、0-1で敗れた。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

サッカーコラム

電子版トップスポーツトップ

日本サッカー世界への挑戦 一覧

フォローする
7月7日のG大阪戦の後半、ディエゴオリベイラのゴールをアシストし、高萩(左)と抱き合って喜ぶFC東京・永井。眠っていた才能が覚醒したようだ=共同共同

 Jリーグは「折り返し」を過ぎ、7月7日までに全34節中の18節を消化した。FC東京が12勝3分け3敗、総得点28、総失点13、勝ち点39というすばらしい成績で、2位横浜F・マリノス(勝ち点33)以下 …続き (7/11)

南米選手権のエクアドル戦でパスを出す久保建。フル代表でも堂々たるプレーぶりだった=ロイターロイター

 エクアドルに勝ちきることができず、日本代表のコパアメリカ(南米選手権)はグループリーグ敗退で終わった。しかし今大会に参加した若い代表チームは、試合ごとに成長と進化の跡を見せ、最終的には、優勝候補筆頭 …続き (6/27)

エルサルバドル戦の前半、パスを出す冨安。3バックの果敢なプレーが目立った=共同共同

 森保一監督率いる日本代表は、6月5日にトリニダード・トバゴと、そして9日にエルサルバドルと、国内で2つの親善試合をこなし、1勝1分けの結果を残した。
 3月下旬の親善試合から2カ月半、9月上旬に始まる …続き (6/13)

ハイライト・スポーツ

[PR]

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。