2018年9月25日(火)

はしか欧州で大流行の兆し WHO、感染者4万人超

ヨーロッパ
2018/8/21 10:06
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 【ジュネーブ=共同】世界保健機関(WHO)は20日、欧州地域で今年上半期のはしか感染者が4万1千人を超え、大流行の兆しがあると発表した。死者は少なくとも37人。厚生労働省は日本人観光客に人気のフランス、イタリアなどで感染者が増えていることから、渡航前の予防接種徹底を呼び掛けている。

 はしかは予防接種の普及で2016年に全世界の死者数が初めて10万人を切り、WHOは完全制圧も視野に入ってきたとしていた。しかし近年も世界各地で散発的に流行が続き、今年は日本でも沖縄県や愛知県などで感染拡大が見られた。

 WHOによると、欧州では17年も、はしかが流行し、約2万4千人の感染者を出した。今年に入っても勢いが止まらず、ロシア、フランス、イタリア、ギリシャなど7カ国で既に千人以上が罹患。ウクライナでは地域全体の半数以上に当たる2万3千人が感染した。

 はしかは高熱や発疹が特徴で、空気感染で広がる。マスクで防ぐことは難しく、予防接種が有効。WHOは15年、日本は国内土着のウイルスによる感染がない「排除状態」にあると認定したが、その後も海外由来ウイルスによるとみられる感染が続いている。

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